≪情報提供≫ 剣道におけるマスク着用について(改定)

令和3年4月7日、全日本剣道連盟は、マスク着用に関して「感染予防ガイドライン(補足)」を改訂したので、情報提供します。

【以下、全日本剣道連盟ホームページより】
 全剣連では、マスク着用に当たって、息苦しさを緩和するため、科学的な調査を経たうえで鼻を出すことを認めていました。
 一方この方針に対しては、鼻を出していると稽古中マスクがずれ落ちることが多い、新型コロナ感染症の収束が見えない中万全を期すべきである、などの意見が寄せられました。
 また、鼻を出すことは飛沫飛散を防止する効果は認められるものの鼻から飛沫を吸い込むリスクがあり、特に感染しやすいという変異ウイルスが流行り始めていることを考えると、鼻出しによる感染リスクは極力抑制すべきとの意見も専門家から伺いました。
 他方、当初ガイドラインを出した頃に比べ現在では、より呼吸のしやすい(息苦しさの少ない)種々のスポーツ用・剣道用マスクが開発、販売され、息苦しさの面からも、鼻を覆った形でのマスク着用も可能となっています。
 以上のようなことから全剣連は、「マスク着用に当たっては鼻も覆うこと」として感染予防ガイドライン(補足)を改定しました。
 なお、呼吸障害や熱中症の予防のため、稽古に当たっては、長時間の稽古を避け、適切な休憩とこまめな水分補給などに留意してください。
 
                      全日本剣道連盟 専務理事 中谷 行道